皆さんは、お寿司を作ったことあります?! 私はお寿司を作るのが大好きです! しかし問題は、トロントで美味しい魚を求めても、日本と比較して高価で、品質も劣るものが多いと感じられることです。そこで今回は、寿司を作るハードルを下げ、美味しい魚を手に入れる問題を解決する、手軽で美味しい「サバ寿司のレシピ」を紹介させていただきます。


▶材料

  • しめサバのパック 1枚

 今回は、オンラインで購入できる、あづま亭さんのしめサバを使いました。あづま亭さんのしめサバは豊かな風味で、かつ非常に脂が乗っています。しめサバの肉質は驚くほど繊細で、噛むたびに口の中でしっとりととろけるように感じられます。私の大好物で、お客様が遊びに来るときやパーティーなどがあるときには、オンラインを活用して購入しています!

  • 酢飯 150g

以下のレシピで酢飯を作ります。
<酢飯>
・ごはん  1合
・お酢 25ml(大さじ1と2/3杯)
・塩  4g(小さじ1杯弱)
・砂糖 8g(小さじ3杯弱)

※本日ご紹介する合わせ酢は、私が東京にある寿司学校で教わった秘伝のレシピです。その秘伝のレシピにおいては、旨味とコクのある米酢を使っていたのですが、トロントでは、非常に高価なものなので、米酢でなくても大丈夫です。もちろん、手軽にすし酢でも問題ありません!

※今回はサバ寿司を3本作って(お米は1.5合弱)、3人で楽しく食べました!ちなみに、お米1合で炊きあがりは約330gになります。

  • オプション
    ・塩昆布 適量(あれば)
    ・ガリ 適量(あれば)

▶手順

1. 酢飯の準備:

まず、酢飯を作ります。お酢、塩、砂糖を指定された分量でよく混ぜます。次に、炊いたご飯をボウルに入れて、合わせた酢をご飯全体に加え、しゃもじでご飯を切るように優しく混ぜます。

※しゃもじの裏側を使うと、ご飯を切るように混ぜることができます。

もし、塩昆布がある場合:

キッチンバサミを使って塩昆布を細かく切り、酢飯に加えると旨味成分が増し、一層豊かな味わいになります(塩昆布がなくても十分に美味しく仕上がります)。

もし、ガリがある場合:

包丁でガリを刻んで酢飯に加えると、風味が増すと共に食感が良くなります(ガリがなくても十分に美味しく仕上がります)。

※ 酢飯を作る際のこだわりの3つのポイント!

ご飯は固めに炊きましょう

ご飯と合わせ酢は、しゃもじでご飯を切るようにして優しく混ぜます。しゃもじを裏返して混ぜると、ご飯を切るように混ぜられます。また、温かいご飯を必ず使用しましょう。温かいご飯を使うことで、お酢がご飯になじみます。

うちわなどを使って酢飯を冷ましましょう。そうすることで、酢飯に艶が生まれます。

2. 準備作業:

まな板の上にラップを敷きます。

3. しめサバの用意:

しめサバのパックを取り出し、しめサバの皮目を下にしてラップの上に置きます。

4. 酢飯の敷き詰め:

酢飯150gをしめサバの中央に均等に敷き詰め、ラップで包みます。このとき、左右から溢れ出た酢飯を手で軽く押し込みます。ラップの両端をねじります。

5. 冷却:

しっかりとラップで包んでさば寿司の形を整え、約60分間冷蔵庫で寝かせます。これにより、サバと酢飯が調和して風味が安定します。また、切りやすくもなります。

6. カットと盛り付け:

冷蔵庫から取り出して、包丁を湿らせながら食べやすい幅にカットし、お皿に盛り付けます。

食べる際には、醤油を添えてお楽しみください!

▶ポイント

・作り方は非常に簡単です。一番むずかしいところは、さば寿司を切るところです。必ず、60分間は冷蔵庫で寝かせること、切れる包丁を使うこと、そして包丁を湿らせながら切ることをおすすめします。

▶その他

・今回使用したお米は、雪花です。 

 参考まで。

・オプションの塩昆布とガリについては、それぞれ適量を酢飯150gに混ぜて、同じような手順で作ります。

塩昆布(適量)+酢飯150g
ガリ(適量)+酢飯150g

しめサバのパックを使用したこのサバ寿司のレシピは、簡単に作れて美味しい一品です。家庭で本格的なお寿司を楽しむことができ、友人や家族と共に楽しむのにもぴったりです。新鮮なサバの旨味が一口食べるたびに広がり、日本の伝統的な味を楽しむことができます。また、サバにはDHA・EPAをはじめ、ビタミンB2・B12・Dなどが多く含まれています。しめサバとして酢と一緒に摂取することで、血液をサラサラにする効果や免疫力強化、疲労回復などの効果があるとされています。

ぜひサバ寿司作りに挑戦して、この冬を美味しく、楽しく乗り越えましょう!


あづま亭

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