
トロント(カナダ)の不動産情報
Market Watch
Market Watch February 2025
22025年2月、グレーター・トロント・エリア(GTA)の中古住宅市場では、買い手にとって選択肢が豊富な状況が続きました。住宅の売買件数は前年同月と比べて減少したものの、市場には多くの物件が出回っており、買い手は有利な条件で交渉できる状況でした。
TRREB(トロント地域不動産委員会)の会長、Elechia Barry-Sproule氏は次のように述べています。
「GTAには住宅を購入したい人が多くいますが、現在の住宅ローン金利が高いため、平均的な収入では一般的な住宅のローン返済が難しい状況です。ただし、今後数カ月以内に借入金利が下がると予想されており、住宅の購入がしやすくなるでしょう。」
また、TRREBの主任市場アナリストであるJason Mercer氏は、住宅市場の動向についてこう語りました。
「住宅の購入が難しいという懸念に加え、経済に対する不安も影響している可能性があります。特に、アメリカとの貿易関係の不透明さが、一部の買い手に慎重な姿勢を取らせているかもしれません。しかし、貿易に関する不安が解消され、借入金利が下がれば、今年後半には住宅販売が活発化する可能性があります。」
2025年2月のGTAの不動産市場データは以下のとおりです。
- TRREBのMLS®システムを通じて記録された住宅販売数は4,037件で、前年同月比で27.4%減少しました。
- 新規売り出し物件の数は12,066件で、前年同月比5.4%増加しました。
- 季節調整後のデータでも、1月から2月にかけて販売件数は減少しました。
- MLS®住宅価格指数(HPI)のコンポジット・ベンチマークは、前年同月比で1.8%下落しました。
- 平均販売価格は1,084,547カナダドルで、前年同月比2.2%の減少でした。
- 季節調整後のデータでも、1月から2月にかけて住宅価格指数と平均販売価格がわずかに下落しました。
TRREBの最高経営責任者(CEO)であるJohn DiMichele氏は、今後の住宅市場について次のように述べています。
「オンタリオ州の州選挙が終わったばかりで、連邦政府の政治情勢も不安定な状況です。住宅市場に関する政策は、現在の政治家だけでなく、今後のリーダーを目指す人々にとっても重要な課題です。住宅供給や価格の問題について明確な方針を示す必要があります。また、貿易や経済の問題をどう解決するのかも明確にすることで、消費者の住宅市場に対する信頼感が高まるでしょう。」
千馬 智子(せんば ともこ)
Tomoko Semba
Real Estate Agent
オンタリオ州政府公認不動産エージェント
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